1.   平成27年度は発足後2年目で、協会態勢の未整備箇所も残っており、執行部は本協会の目的である日バ両国の友好親睦、相互理解の促進を図る為、先ず協会の基盤整備に注力し、同時に協会の活動の充実及び認知度向上に務めてきた。

2.協会関係者の勧誘の努力もあって会員数は徐々に増え、平成27年度末で、個人会員135名(うち学生会員、13名)、法人会員17社(うち非営利法人会員2社)となった。

3.   本協会はバングラデシュ及び日本バングラデシュ関係に関する知識、情報の普及及び啓発のため、平成27年度において7回の講演会を行った。またメルマガを毎月一回発行しており、その実績は添付一覧表のとおりである。

4.業務の執行に当たり理事会の承認を得て、新たに「事務執行定例会議」を9月以降6回開催し、より迅速に協会運営を図る体制を整えた。また、事務処理能力を強化するため、専用PCを購入し、事務補助要員の助けを得て、協会事務処理、関連書類のファイル整備を進めている。

5.6回の理事会を開催し、新たに「経理規則」や「事務執行定例会議規則」などを定めるとともに、各担当理事を定めて事業を管掌し、理事の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制、その他一般社団法人の業務の適正を確保するために必要な体制整備を目指した。

6.財務的には未だ立上げ時期が継続中であり、具体的な事業推進計画は今後に残しているが、協会の収入175万円に対し支出は130万円で、前期からの繰越しと併せ、協会資産は136万円となっている。

7.本協会発足の準備段階から大きなサポートを受けたモメン大使が昨年11月に国連大使に転出され、ファティマ新バングラデシュ大使が着任された。 また、本年4月にはバングラデシュ大使館が紀尾井町の新築ビルへ移転したが、新大使館ホールを講演会の会場として提供を受ける等、新旧両大使及び大使館員各位から引き続き協会の活動に大きな支援を得ており、協会を代表して感謝申し上げたい。

 

以上